番外編 – Google Glassとスーパーサイヤ人

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こんにちは、「せどりツール工房」の管理人、あとむです。

 

きょうはツールの紹介は一休みしてGoogle Glass(グーグルグラス)の話題から。

 

Google Glassといえば、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、インターネット界の巨人Googleが発表したウェアラブル端末(時計やメガネといった身につける形の端末)ですね。

そのGoogle Glassが現時点のプログラムを終了とのニュースが現地時間の15日に発表されました。

現時点では「実験」として開発者に対して販売されていたGoogle Glass、プログラム終了が意味するところや今後の展開については、ここでは触れません。

今日は「Google Glassを使えば、せどり界のスーパーサイヤ人になれる(かもしれない)」という話をしようと思います。

 

「ドラゴンボール」をご存知の方、多いと思います。

その中でサイヤ人の王子「べジータ」は、”スカウター”というメガネが特徴的。

スカウターをつければ、目の前にした相手の強さがわかるというものですね。

同じようなことは、Google Glassと、昨今のスマホ+アプリの組み合わせで実現できそうです。

スマホにセンサーをつけて心や体の状態をクラウドに記録する試みが進んでいますね。

そのクラウドデータを盗み見たり(あるいはお金で買ったり)、非接触式のセンサーが開発されれば、相手の状態を取得することも可能になるでしょう。

身体能力(強さ)すら入手することが出来るようになるかもしれません。

ただし、道義的な問題(プライバシーに抵触しますよね)など、解決すべき問題は多く、すぐに実用化されることはないでしょう。

 

同じようなこと?が、せどりではもっと簡単に出来そうです。

Google Glassでは、掛けた人の視線を追って、その人が見ているものを自動的に撮影することが出来るようです。

これを応用すれば、Google Glassを掛けた人が手に取った(見ている)商品のバーコードを読み取って、その商品のランキングや相場などをGoogle Glass内のディスプレイに表示することも簡単に出来そうでしょう。

そのうちブ○○オフの店舗に「Google Glassお断り」の張り紙がされるようになるかもしれません。(^^;

 

Google Glass(あるいは類するウェアラブル端末)を使用した、そんなツール(アプリ)が出来たら、皆さんは欲しいですか?

せどりで簡単に利益を出せるようになるでしょうか?

 

私はそうは思いません。

現在ある「簡単に稼げる」という触れ込みのツールと同じで、ツールを使っても、リサーチ力がついていなければ同じことだ(成功することは出来ない)と思っています。

それがツールの限界です。

 

ツールというものは、その人が持っている”地力”以上の力を発揮することは出来ません。

あくまでも「効率化」するためのものです。

運転する能力の乏しい人がスーパーカーを運転しても事故につながるだけ、というのと同じようなこと。

これについては、また機会があれば書きたいと思います。

 

でも、効率化するのには、ツールは有効ですよ。

時間を短縮する、費用を低減する、など、マイナス要素を減らし、プラス要素を出来るだけmaxに近づける、そのためにツールは存在しています。

べジータも後半はスカウターを捨てて自分の力で相手の力を計っていた(と記憶していますが違いましたっけ?)ように、ツール頼みではないリサーチ力、「稼ぐ力」を身につけたいものですね。

 

では、次回はまた戻ってExcelによるツールについてお話ししたいと思います。

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