Excelによる仕入売上管理(2) – 仕入リスト

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こんにちは、「せどりツール工房」の管理人、あとむです。

 

前回はマクロを使わないExcelファイルによる「仕入販売管理ツール」の概要をお伝えしました。

今回からは各シートの特徴について画面のキャプチャも交えながらお話しします。

仕入リストの画像

仕入リスト画面

Excelに詳しい方なら、画面を見るだけで簡単に作ってしまうかもしれません。

それでもかまいません。私の願いは、「せどり」の利益管理や効率化について理解していただき、手間をかけずに(仕入額や売上、利益といった)数字を把握できるようになることで、皆さんの「せどりLife」がうまくいくことです。

 

前置きが長くなりました。それでは「仕入リスト」についてお話ししていきます。

 

まず、この「仕入リスト」の特徴ですが、以下のようなことが挙げられます。

  • 商品のASINコードから、その商品が載っているAmazonのページに直接行くことが出来る。
  • 同様に、リサーチツールの検索結果のページに直接行くことができる。
  • 仕入金額からAmazonの最低(限界)出品額を計算してくれる。
  • 仕入金額と出品金額から予想利益額、予想利益率を計算してくれる。
  • 工程管理(仕入~Amazonへの納品~売上日 etc.)を記入することで、商品の状態が一目でわかる。また「損切りまでの期間」を設定でき、その期日が近づくと在庫日数をオレンジ色、期日を過ぎたら赤色で表示してくれるので、損切りの目処がつけやすい。
  • 別シートにAmazonのペイメントリストをコピーすることで、実際の販売金額、手数料額から正確な利益額、利益率を計算してくれる。

主な特徴は上記の通りですが、皆さんの使い方次第で、もっと色々なことができます。

 

例えば私は、その商品を仕入れると判断した時のAmazonでのランキングや、仕入れると判断した理由をこのリストに記入しています。

いや、これは私が考え出した方法ではありません。

私はある「せどり塾」に入ってリサーチの基本を学ぶことで稼げるようになったのですが、その塾では必ず仕入リストを作成することになっており、そのリストに「仕入れる理由」を記入するように指導されたのです。

実はこの仕入シート、基になっているのは、そのせどり塾で配布される仕入れリストでした。

そのリストに私が項目を追加して、作業の効率化や可視化(目に見えるようにすること)したのがこのシートです。

仕入れるのには必ず理由がある、なぜ「売れる」と判断したのか、なぜ「この価格なら仕入れよう」と考えたのか、「この金額で出品する」のは何故か、これらをきちんと見つめて繰り返していくことで「理由」から「根拠」になっていきます。

 

まずは仕入リストに記録すること。そこから始めてみてはいかがでしょうか?

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